くだらないの中に 暮らしのブログ

通勤時間のひまつぶしに◎

仕事を休むことが怖かった

 

『代わりはいるし、なんとかならないことなんてないから大丈夫』

 

一見、冷たい言葉に見えますが、この一言でわたしはとても救われた。

 

 

新卒で1年目のとき、

朝も決められた時間より2時半早く出勤し、

夕方は平気で5.6時間の残業、

土日も出勤するか、

出勤しなくても家で持ち帰り仕事が山盛りで、

友達との楽しい時間でさえも、仕事が気になってしまって長居はできず、

いつからか仕事のことを考えない時間はない

そんな毎日が当たり前になっていた 。

 

 

仕事帰りの車の中では、自分でも自覚のない涙が溢れ出し、家に着くと涙が止まり、何事もなかったように過ごす。

 

こうして最低な心身の状態の自分を無視して、一日も休まず出勤していたが、

あと少しで一年が終わろうとしていた3月

 

遂にインフルエンザにかかってしまい、認めたら休まないといけないことが怖くて、

まだ診断されていないのをいいことに出勤した。

 

とにかく、行かなきゃ

 

やらなきゃいけない仕事は山盛りだし、新人の私なんかが休んだらだめだ

 

一日失うと、その分を取り返す方が怖い

 

 

 

そんな思いが更に自分を追い詰め、

必死に隠そうとしたが、すぐに上司に気づかれた。

『インフルエンザだろうけれど、まずは今すぐ帰って病院に行きなさい』

 

そう言われたわたしは自分の不甲斐なさや悔しさがこみ上げ、今すぐに席を外すという選択肢が始めてだったため、(せめて引き継ぎしないと)(他の人が分かる資料用意しなきゃ) と、休む気持ちがまだゼロだった。

 

 

そんなわたしを見た上司に

 

『なにもしなくて良いから、そのままの状態で今すぐに帰りなさい。 休むことが怖かったかもしれないけれど、少なくともあなたより先輩が沢山いる職場なんだから、代わりはいる。だから気にしないで休みなさい。』

 

 

 

この言葉で私の中の1年間自分で自分の首を締めていた紐の一本がほどけ、手も思考も一旦停止し、いつもとは違う涙が溢れた。

 

 

そして、本当に なんとかなった!

 

だからもし、同じような人がいたらもう少しだけ自分を楽にしてあげてほしい。

 

なんとかなる !

 

 

 

だから、大丈夫 !

 

 

 

 

 

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一日も、一時間も休まなかった私が、

インフルエンザにかかり、5日間休むことに 。

 

 

吹っ切れて、どこかのネジもついでに外れた私は、

後遺症で一応持ち帰ってきてしまった仕事を

手もつけず、

5日間 『相棒』を3シーズン程鑑賞しました 。(笑)

 

 

 

なんとかなって良かった !